京王電鉄の値上げについて教えてください
京王電鉄、28年ぶり運賃値上げについてですね。
2023年10月から、京王電鉄は運賃を平均13.3%値上げする予定です。初乗り運賃は10円増えて140円になります。
値上げの理由は、新型コロナウイルスの影響で乗客数が減少し、安全対策やバリアフリー設備の整備などに費用がかかるためです。
通学定期は据え置きますが、通勤定期は値上げされます
京王電鉄以外にも値上げした鉄道会社はありますか?
はい、京王電鉄以外にも値上げした鉄道会社はあります。
2023年春は、鉄道業界では久々の「値上げラッシュ」になっています。
3月18日からは、JR東日本や東京メトロなど首都圏の7社が値上げを実施しました。
4月1日までには、近畿日本鉄道や西日本鉄道など関西の7社が続きます。
5月20日にはJR四国、10月以降はさらに3社が値上げを予定しています。
値上げの理由は、円安や原油高によるコスト増や、バリアフリー設備の整備費用などです。
バリアフリー設備とは具体的に何ですか?
バリアフリー設備とは、鉄道駅や車両を高齢者や障害者などすべての人が利用しやすくするための設備です。
具体的には、ホームドアやエレベーター、スロープ、多機能トイレ、音声案内、点字ブロックなどがあります。
これらの設備は、国の「鉄道駅バリアフリー料金制度」により、運賃に上乗せした料金で整備されることになっています。
この制度は2021年に創設され、2023年春から一部の鉄道会社で導入されました。